狼と香辛料Ⅲ

著:支倉凍砂/イラスト:文倉十/レーベル:電撃文庫
ISBN:4840235880
宝島社刊行「このライトノベルがすごい!」2006年度版で作品部門1位を獲得し、狼旋風を巻き起こした第12回電撃小説大賞銀賞受賞シリーズ第三弾。
このシリーズの面白さは、商売にあります。よくある旅をテーマにしたファンタジーに「商売」という白黒のはっきりつく要素を組み込むことで、いかにしてその勝負に勝つかというカタルシスが組み込まれ、結果として作品を盛り上げる役目を果たしています。もちろん、商売ということで多少小難しくなっているとは思いますが、それを上回る面白さがあると思います。
さて、この三巻ですが……商売も相変わらず魅力的ですが、それ以上にホロとロレンスが! ホロかわいいよホロ(壊)
これはよい傑作ですね。作者の発想力とアイデアに乾杯。
個人的評価:5(イチオシ!)